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眠るピクシーの展開性能に関するあれこれ

まえおき

今回はピクシーの使用を検討するにあたり,眠る@カゴピクシーの展開性能(ここでは特定の相手に対し小さくなる+瞑想を積んでいく際の安定度)を確認しておきたいと思い考察を行いました。
また時折ピクシーの考察記事において検討枠とされる光の粉に関してもその性能を確認し,眠る@粉ピクシーの有用性についても一定の結論を出す事を目的としています。

本記事は珍しく真面目かつこまごました内容になるため,面倒な方は最後のまとめだけでも目を通していただければと思います。かしこ。うんこ。





ピクシーについて

ピクシー

S11のPGLデータによればピクシーの回復技は月の光:眠る=3:2であり,この値はアッキの実とカゴの実の所持比に概ね一致する。
つまり起点対象を広げることを目的とした場合は月の光(高速回復技)@アッキが好まれ,展開後に毒で崩されないという安定を求めれば眠る@カゴが採用されていると考えていいだろう。今回は毒を嫌っての眠る採用を前提としているため,アッキの実に関しては無視する。

光の粉が上記2つの持ち物と比べて展開性能に優れるとは思えないが,被弾率そのものを下げることは急所率の低下に繋がるため,小さくなるを積んだ後に素眠りに追い込まれた場合の安定度は眠る@カゴに勝るといえる。
よってカゴの実と光の粉の展開性能に大きな差異が認められなければ眠る@粉ピクシーは採用の余地があると結論付けることができる。

以降の考察ではピクシーの調整を図太いHB252D4 アシストパワー/小さくなる/瞑想/眠る とし,相手側のPP切れは考慮しない。また,ターン数の経過をT1,T2,T3…Tnと表記する。





Case1:壁による展開補助/鉢巻ガブリアス

ピク尻 VS ガブ

・相手ポケモンの調整:陽気ガブリアス@拘り鉢巻 AS252B4
・被ダメ:素の地震で60%程度,壁下で30%,急所で90%
・与ダメ:小さくなる×3,瞑想×2のアシパで乱1(15/16,ここでは確1扱いとする)
・状況設定:先発のクレッフィ@粘土のリフレクター→光の壁後にピクシー死に出し
・ピクシーの行動:小さくなるを3回積んだのち瞑想を2回積み,アシパで攻撃。ただし地震で確2圏内までHPが減った場合は必ず眠る。



g1.png

g2.png


このグラフで言う瀕死率は『そのターンが経過した時点でそのポケモンが瀕死状態になっている確率』であるため,たとえば横軸3での瀕死率は(T2時点で瀕死になっている確率)+(T3に瀕死状態になる確率)である。

ピクシー側は積み技を計5回使用する必要があるため,最短でもT6にならなければガブリアスを瀕死状態にすることができない。対するガブリアスは1回でも急所に攻撃を入れることができれば高確率での突破となる。
この結果だけを見ると光の粉が効果を発揮しているように見えるが,次にT6終了時かつガブリアスを突破していない場合のピクシーの能力変化状態を示す。



g3.png

g4.png


ピクシー@カゴの90%弱が目的回数分の積みを終えているのに対し,ピクシー@粉が積み終えているケースは0.04%しか存在しない。
これは地震を2回被弾するとピクシー側は眠るを強制されるためであり,@粉ではその場合の立て直しがまず不可能であることを意味する。@粉はT6終了時に小さくなる×3のみを積み終えている場合が最も多く,リフレクターが切れた状態からガブリアスの前で瞑想2回,アシパ1回を通していくのは非常に難しいだろう。
一方@カゴの場合,積みを終えているピクシーのうち約50%が残りHP70%以上をキープしており,T6でガブリアスを突破できていなくとも非常に有利な展開ができている。





Case2:自力での展開/スカーフ霊獣ボルトロス

ピク尻 VS アナルパール

・相手ポケモンの調整:控えめ霊獣ボルトロス@拘りスカーフ 169(116)-×-92(16)-216(252)-100-138(132)
・被ダメ:10万ボルトで54%程度,瞑想×1で36%,瞑想×2で27%,急所で81%(ただし追加効果による麻痺は無視する)
・与ダメ:小さくなる×2,瞑想×2のアシパで乱1(9/16)
・状況設定:偶発対面,両者HP満タン
・ピクシー@カゴの行動:瞑想(HP残り46%)→眠る&起床(100%)→瞑想(64%)→小さくなる(37%)→素眠り(100%)と行動することで小さくなるを積んだ上で回復が追いつく。後は外しを待てばよい。
・ピクシー@粉の行動:瞑想から入っても回復が追いつかないため小さくなるから入り状況次第で動く。



g5.png


ピクシー@粉についてはどうにもならない相手であったため,T4で計算を切り上げている。しかし見るべきはそこではなく,ピクシー@カゴの瀕死率の上昇が想像以上に急激な点である。

今回は計算をT8で打ち切っているが,この時点でピクシー@カゴが生存している場合,瞑想2回+小さくなる2回を積んでおりかつ10万ボルト1耐えのHPをキープしている確率は約65%である(つまり次のターンにボルトロスを攻撃できるケース)。
ただしその場合もアシパの乱数9/16を引かなければ突破とはならず,再度の素眠りに追い込まれる状況も十分にあり得る。そこで次にピクシー@カゴの瀕死率のグラフに近似線を引き,T8以降の瀕死率の推移を確認した。



g6.png


グラフ中に示したR^2値は近似線がどの程度信用できるかを表した値であり,1に近いほど良いとされる。ここではR^2=0.96なのでデータ点の少なさを考慮しても概ね信用できる近似と言える。
ピクシー@カゴの瀕死率はT8以降も緩やかに上昇し,T15には40%付近まで到達する。さらに今回の計算では10万ボルトの追加効果による麻痺を無視しており,これを考慮に入れると最終的なピクシー@カゴの勝率は6割を切ると思われる。

この結果はピクシー側にとって非常に厳しい物であり,逆に対ピクシー側としては特化ギルガルドのシャドーボール,特化ウルガモスの火炎放射程度の火力を連発するだけで一定の勝ち筋を残すことができるといえる。





Case3:圧倒的不利対面/後出しメガゲンガー

ピク尻 VS メガゲン

・相手ポケモンの調整:臆病メガゲンガー@メガ石 CS252B4 挑発/道連れ/滅びの歌は持っていない
・被ダメ:ヘドロ爆弾で確1,瞑想×1で74%程度
・与ダメ:小さくなる×2,瞑想×1のアシパで確1
・状況設定:ピクシーの初手小さくなる選択ターンにゲンガー後出し,次ターンにメガ進化
・ピクシー@カゴの行動:瞑想→小さくなる→アシパの順で行動。ただし被弾してカゴの実が残っているなら一度眠る。
・ピクシー@粉の行動:瞑想→小さくなる→アシパの順で行動。



g7.png


ここにきて初めて@粉が@カゴよりも優位に立った。しかしこの状況を作った時点でプレイングとしては問題外であり,この考察はおまけみたいなものである。
それでも印象よりもゲンガーを突破できる可能性が高いと分かったのは収穫といえよう。




まとめ

展開補助を用いないピクシーは弱い。また,回復技に眠るを採用する場合に光の粉を持つ意味は無い。
ピクシーのように積み技で数値をごまかすポケモンは一発の急所ですべてが崩れるため,毒だけでなく攻撃技も含め,相手からの干渉を極力抑える必要があると再確認できた。
またCase2のピクシー瀕死率の推移は耐久志向の積みポケモンの多くに当てはめることができ,これを基に考えるとヤミラミ@メガ石 バークアウト/鬼火/瞑想/自己再生 といったポケモンがほぼ環境から消えたこともある程度当然と言えよう。

一方,耐久志向の積みポケモンの中でも安定して強いライコウ@食べ残しのようなポケモンは,身代わりを上から張ることにより相手からの干渉を最大限抑えていることが強さの要因の一つと考えられる。
ピクシーの展開補助に電磁波や加速バトンなどのS操作が含まれる場合,ピクシーで身代わりを残していく動きは決して弱くは無いように思える。

したがって今後の小さくなるピクシーの型としては『起点範囲を広く持つ月の光@アッキ』『毒に耐性を持つ眠る@カゴ』の他にもう一つ,『S操作を含む展開補助を前提とし,相手からの干渉を極力抑えた 攻撃技/小さくなる/瞑想/身代わり@食べ残し』が開拓されてもいいのではないかと感じた。
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