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オニゴーリは本当に強いのか? ~有利対面での期待値とムラッ気による不利対面突破率の概算~

まるで頭の悪い卒論タイトルみたいだぁ…(直喩)

内容はタイトル通り。オニゴーリに関するなんやかんやです。
以下の文章はだ・である調に近くなります。その方が書きやすかったので。
途中の計算式は自己満みたいなものなので,結果だけ見ればいいと思います。
そのあたりは赤太字にしてあるので,そこさえ読めば君もオニゴーリマスターだ。多分。


クッソ長い上にゴチャゴチャしているので,オニゴーリに興味のない方は帰って,どうぞ。





オニゴーリとはどういったポケモンなのか


オニゴーリ

種族値:H80-A80-B80-C80-D80-S80
特性:ムラッ気 (ターン終了時に攻撃,防御,特攻,特防,素早さ,命中率,回避率のどれか1つが2段階アップし,どれか1つが1段階ダウン)
タイプ:氷
2倍弱点:格闘・岩・鋼・炎
半減:氷


糞みたいな種族値とタイプを持ちながら,ムラッ気という特性のみによりレート環境に存在することを許されたポケモン。
その特性によりターン数が重なるほど自己強化が進み,B,Dや回避率の上昇によりみるみる突破が困難になっていく。

そのため食べ残し+身代わり+守るによる時間稼ぎ戦法が基本かつ強力であり,一方でメガガルーラやメガヘラクロス,ハイパーボイス等の身代わり貫通勢には致命的に弱い。
更にレート環境のオニゴーリは多くが絶対零度を持っており,使用しない側から見ると徹頭徹尾運ゲしかできないポケモンに見える。


また,その戦法との相性の良さから麻痺撒きポケモンと組ませる場合が多く,

ジャロ ボルト化身  エレザード カギ

これらのポケモンと並んでいるケースが多い。


オニゴーリはHPを16n+1(食べ残し回復効率最大)とし,素早さは起点対象確保のための最速を取る調整が基本である。
よって以下の計算に用いるオニゴーリのステータスは
177(172)-×-101(4)-109(68)-102(12)-145(252)
とする。





Case1:麻痺の入った相手との対面


オニゴーリが最も輝く時である。
麻痺の入った相手との対面においてオニゴーリはみがまもを繰り返すだけでよく,いずれ痺れによる行動不能や回避率上昇による技の外しなどで身代わりが残る。

身代わり+守るのループは,食べ残しの回復を挟むことで身代わり7回,守る7回の計14ターンもの時間を稼ぐことが可能である。
ムラッ気の効果により1ターンにあたり平均で1段階の能力upが見込めるため,14ターンでの能力上昇の期待値は+14である。
つまり攻撃,防御,特攻,特防,素早さ,命中率,回避率それぞれに対し2段階の上昇を見込むことができる。

また,身代わりを選択した7ターンのどこかで痺れによる行動不能が起これば,身代わりを盾にした行動が可能となり期待値はさらに上昇する。

みがまもループ14ターンの間に麻痺の行動不能により身代わりが1回以上残る確率は
   (相手が行動できる確率)^(こちらが身代わりを選択した回数)
 =75%^7
 =86.7%
である。





Case2:自分より遅い相手との対面


クレセ

まだオニゴーリ有利。

ここではどくどく持ちHBクレセとの対面とする。
Case:1と同様にみがまもで14ターンが稼げるため,能力上昇の期待値は+14である。

しかしここで考慮すべきは,『ムラッ気でのS低下による素早さの上下関係の逆転』である。
Case:1では相手のSが十分に低かったため無視できる点であったが,この対面でのS逆転の可能性は無視できるほど低くない。
オニゴーリの素早さが1段階でも下がった場合,クレセリアは身代わりを貼られる前に毒を入れ,オニゴーリの機能を停止させることができる。

経過ターンごとのS逆転が起こる確率は,
 1t: (ムラッ気によりSが低下する確率)
  =14.3%

 2t:(1t目にSが上下しない確率)×(2t目にムラッ気によりSが低下する確率)
  =71.4%×14.3%
  =10.2%

 3t:(1t目にSが上下しない確率)×(2t目にSが上下しない確率)×(3t目にムラッ気によりSが低下する確率)
  =71.4%×71.4%×14.3%
  =7.3%

となり,ターンが経過するほど低下していき7t目には2%を切る。


この結果を見る限り,オニゴーリはSの近い相手に対し,有利体面とはいえ常にストーンエッジを外すくらいの確率で負けるリスクを持っているといえる。





Case3:自分より早く,互いに確1を取れる相手との対面


メガマンダ

ここから不利対面。

メガボーマンダはやんちゃASのフルアタを想定。最近はこんなマンダいない。
メガマンダ側は捨て身タックルで,こちらは氷の息吹でそれぞれ確定1発を取ることができる。

オニゴーリの勝利条件は,守るターンでのムラッ気発動により
 ①・S上昇を引き上を取る
 ②・B上昇を引き1発耐える
 ③・回避率上昇を引き躱す

のいずれかである。


ここからは計算が複雑になり面倒なため,以降の計算では(Case:4も含め)
 ・相手の攻撃が急所に当たるケース
 ・こちらが命中率低下を引くケース
 ・守るを3回連続で成功させるケース
を無視することとする。
またB,Sともに1段階アップで勝利条件を満たし,1t目にB下降かつ2t目にB上昇といった場合も問題ないため,このようなケースも無視する。


勝利条件①,②に関しては
   (1t目にBorS上昇を引く確率)
   +{(二連守るが成功する確率)×(2t目にBorS上昇を引く確率)}
 =28.6%+(33.3%×28.6%)
 =38.1%
の確率でオニゴーリが行動することができる。

また,勝利条件③に関しては
   {(1t目に回避上昇を引く確率)×(回避2↑で攻撃を躱す確率)}
   +{(二連守るが成功する確率)×(1t目に回避低下を引く確率)
   ×(2t目に回避上昇を引く確率)×(回避1↑で攻撃を躱す確率)}

   +{(二連守るが成功する確率)×(1t目に回避が上下しない確率)
   ×(2t目に回避上昇を引く確率)×(回避2↑で攻撃を躱す確率)}

 =(14.3%×40%)(33.3%×14.3%×14.3%×25%)
   +(33.3%×71.4%×14.3%×40%)
 =5.7%0.2%1.4%
 =7.3%
の確率でオニゴーリが行動することができる。


これらの数値にさらに氷の息吹の命中率(90%)を考慮すると,
 (38.1%+7.3%)×90%=40.8%
の確率でメガボーマンダを突破となる。


この数値は麻痺状態のポケモンが3回連続で動くのよりも少し難しい程度である。
確率高い…確率けっこう高くない?





Case4:絶望的対面


メガル

メガルは意地っ張りASのフルアタを想定。
メガルの捨て身タックルで確1,こちら氷の息吹で確4,素早さも負けている。例え身代わりがあっても貫通してくる。

しかしオニゴーリには † 絶対零度 † がある。


オニゴーリの勝利条件は,守るターンでのムラッ気発動により
 ①・S上昇を引き上を取り,零度を1発で当てる
 ②・B上昇を引き1発耐え,零度を1発で当てる
 ③・回避率上昇を引き躱し,零度を1発で当てる

のいずれかとする。

Case:3の計算より,
(38.1%+7.3%)=45.4%の確率でオニゴーリが行動できると分かっている。

この数値を基に絶対零度の命中率を考慮すると,
(38.1%+7.3%)×30%=13.6%
もの確率でガルーラを突破することができるといえる。


この確率は一見低そうに見えるが,大文字が外れるくらいの確率でメガガルーラを突破できると考えればいけそうな気がしてくるのではないだろうか。
僕はします。





おわりに


初め,この記事は『みんな運ゲ運ゲいうけどそうでもないよ』みたいな感じで〆るつもりでした。
しかしですね。計算をしていて思ったわけです。

こいつ運ゲばっかりだ。

有利対面での安全率がストーンエッジ並みってのはおかしいだルルォン!?

しかし不利対面でもチャンスが残るというのは素直に嬉しいし,その数値がけっこう期待してもいい値だと分かったのは収穫です。
少なくともラス1化身ボルトで電磁波を入れた挙句,2ターン続けてマヒれ言ってるよりはかなり現実的と言えるでしょう。


ただ,メガガルーラに対しオニゴーリ選出とか正気を疑うからやめましょう。僕は正気じゃないのでセーフ。


最近はオニゴーリが増えている(気がする)けど,この記事を見てオニゴーリを使おうと思う人はいるのだろうか。




ぬわああん疲れたもおおおおおおん

あっ,そうだ(唐突)
計算ミスの指摘,罵倒はコメントで頼むゾ。
たぶんガバガバ計算だゾ。


2015/4/21:追記
Case3,4の計算がやっぱりガバってたゾ。修正しておいたゾ。
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Comment

No title
……んげぇ。
低学歴のあっしには確率だとか期待値だとかよくわかりませんが(数ⅢCは極力避けてきたので)、とりあえず文章力とオニゴーリへの愛を感じました!!
「最近はこんなマンダいない」でウケたけど、確かにオニゴーリは運ゲの塊なんすね。
物理ユキメノコとか麻痺巻きユキメノコ(こっちは「ヤシの木に実がなるす」に載ってます)は使ってたけど、夢ワラシ入ったしオニゴーリ真面目に考えてみます。
NNは……思いつかないから里見の謎方式で決めるか。

あとはもっとポケモンうまくて高学歴の人のコメントを待ってください。
2015.03.11Wed 10:16 ≫ 編集
Re: No title
この記事を見てオニゴーリを使おうと思う人がいた。
やっし→さんありがとうございます。うれしいす。

僕のオニゴーリのNNはリストラです。首なので。
(会心のネーミングだと思っているらしい)
2015.03.11Wed 11:34 ≫ 編集

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