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東方同人大賞2017


ノミネート対象:2016年冬コミ(C91)~2017/12/24までに初版が発行され,かつ『やちこんの手元にある』東方同人誌
審査:やちこん 計1名



は じ ま る よ !






東方シネマ賞

最も映画的な面白さを感じた同人誌に贈られる賞

狂い女

じるランド/サグメちゃんと4人の狂わしい女 (2017/5/7 発行)


投獄された兎と脱獄の手引をする兎,どこか逝かれた綿月の姉妹,獄中の稀神,獏,正体の知れぬ『真夜中の少女』,そして夢にのみ存在する幼いサグメちゃん。各々がそれぞれの考えで動き回り,やがて決着を迎えるストーリーは映画への造詣とリスペクトを強く感じられる,まこと読み応えのある作品でした。

素晴らしい・素敵な作品は東方界隈に数多く(嬉しい事に)ありますが,ここまでシネマティックな作品はそうそう無いと思います。

『狂わしい女』は誰なのかが明らかになっていくにつれ加速度的に引き込まれていく,スピード感溢れる一冊。







ギャグマンガ賞

最も笑わせてくれた同人誌に贈られる賞

えーりん

人参パフォーマンス/それいけ!えーりん!! (2017/5/7 発行)


ギャグマンガに解説いらないですよね…?すごく面白かった。4コマだけど何となくストーリーが続いていく感じが好き。ほぼ全ページに永琳先生が出てくるのは素晴らしいとしか言いいようが無いですね。

作者は「最初で最後かもしれない同人誌」と言っていますが,ぜひ今後も活動を続けて頂きたいものです。







キャラクター賞

最もキャラクター設定に優れた同人誌に贈られる賞

ふらんふらん

ハイカラ数奇屋/タナトス (2016/12/29 発行)


東方が好きな人の多くは自分なりのキャラクター設定を持っていて,フランちゃんの狂気とはなんぞ,という部分もある程度は各自解釈している物と思います。当然僕もそうでしたが,この一冊を読んでからフランちゃんの性格・狂気の度合いが塗り替えられてしまいました。それだけパワーのある本だったと感じます。

ストーリーはグロテスク(流血とかは無いよ)。モーニングベール(洋装で行う葬式の際に女性が顔を隠すコレ)を身に着けたい,葬式をしてみたいが為に自分を水に沈めるフランちゃんはグロテスクで,しかしベールを纏った姿は実に可愛らしかった。

同作者は他にフラ×フラのカップリング物やフランちゃんがフランちゃんをペットにする話なども書いている。いずれもグロテスクで素敵でした。







白百合賞

最も素敵な二人の関係を描いた同人誌に贈られる賞

にゃんにゃん

だいたい2トン/ゆめのつづき (2017/10/15 発行)



娘々は乙女(常識)。青娥と,青娥の夢に出てくる『確かに知っている誰か』のお話。この人の他作品を知っている人は『誰か』の正体がすぐ分かるんですが,サンプルでは伏せられているので僕も伏せます。

この作品の二人の,好きだの愛してるだの一切口にしない,でも想っているという関係性が非常に素晴らしく,娘々の乙女な部分,愛されたい気持ち,気位の高さなど色々な要素が合わさり素直な言動が抑制されている感が実にもどかしい。

東方カップリング物として正面からキャラクター同士の関係を描いた作品として,2017年にこれを超える作品は無かったと断言します。

過去作がPixivに上がっているから読んでみるといいかもしれない。







やちこん賞

最もやちこんの涙腺を刺激した同人誌に贈られる賞

おわり

paseri/わたしのおわり (2017/5/7 発行)



死が幻想入りした事によって,妖怪も人も,魔法使いも蓬莱人も平等に老いと死を迎える話。まず設定が素晴らしく,幻想郷にまた一つ新たな終わり方が追加されたと言って良いのではないでしょうか(世代を継いで幻想郷自体は残りますが)。

本作は数名のキャラクターをピックアップした短編集になっており,台詞の選択が実に良い雰囲気を出しています。もっと生きたいと願う聖,死にたくないと言った紅妹,変わってほしく無かったと目を伏せる紫。それぞれが生き死にを,或いは変化を,どう捉え何を思ったか,描画と併せ考えながら読むともう目頭がグッと来て駄目ですねこれは。

特に,自分のおわりを意識し何かを残したいと思った射命丸の,絞り出す様な『私,私も 私も,何か』というモノローグは,もうこのページを読んだだけで目がアレして潤うようになってしまいました。

まだメロンに在庫があったので今のうちに買うべきじゃないかな~って思います。







東方同人大賞

2017年,総合的に最も好きだった同人誌に贈られる賞

大賞

ニイ工房/赤蛮奇と妖怪の山 (2017/5/7 発行)


『霧の湖に住む人魚の鱗』にまつわる噂をきっかけとし,赤蛮奇ら草の根三人が山の勢力争いに巻き込まれる話。絵・ストーリー・台詞のテンポ・雰囲気。どこを取っても同人の枠を逸脱した一冊だったと感じます。

以下ネタバレだけどどうしても書きたいので白字で。

諏訪子と赤蛮奇が対峙するシーンは実に緊張感があり,会話の中でねばついた威圧をかけ続ける諏訪子の表現は圧巻。その諏訪子に対し,山の勢力トップとしての守矢に期待していると口にしつつ,最後には『つまらない古い神』と切り捨てる赤蛮奇。応援せずには居られません。最高かよ。

メロン・とらいずれも在庫あります。買いましょう。

また個人的な趣味として,諏訪子様のカエル目というのもポイントが高いです。

かえる目

これ。可愛いからもっと流行って欲しいですね。








最後にちょっと2017年振り返り。
最終2100に2回乗せた事(急にポケモンの話です)と瞬間1位は良かったですが,それ以外がうんち過ぎましたね。正直この2シーズンに関しては実力以上の物が出ちゃった感ある。

ポケモンに割ける時間はだいぶ減りましたが,いまだ2200の目標に達していません。来年もがんばりましょう。まずはUSMで技マシンとZクリとメガ石を集める所からですね。まだサカキを倒して止まってますので。

東方同人イベントにももっと参加したいです。紅楼夢は確定とし,春例と広島,みやこめっせあたりも視野に入れたら面白いかなーって感じで。

ブログはもっと更新しましょう。がんばりなさい。

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