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今年の振り返り+α


気の早い1年のまとめは早漏の証ぞ。



1月

ORAS環境が始まり新規メガの流行も落ち着いてきたくらいの頃。僕はメガエルレイド+メガマンダ構築を使っていたはずが,いつの間にかマンダがガルーラになっていた。レート1900でも喜ぶトレーナーの鏡。

バトルオブホウエンも参加し,24-6で150位。みんな強いなぁって感じ。パーティはメガサナメガマンダめざ氷ガッサ。池沼かな?


2,3月

オニゴーリを使う。ゴーリ対策の薄い相手が多い故の動きやすさもあり,初めてレートを2018まで伸ばした。ただ,この時の2000はオニゴーリに連れてきてもらっただけだったなぁと今でも思います。


4,5月

オニゴーリを真面目に考える。取り巻きをジャポボルト+かみつくガルーラ+HSクレセにしたところ,最高レートを2060まで更新した。あとWCS予選で凹された構築でダブル1800まで行けたのが嬉しかったです(小並感)


6,7月

サイクル戦の練習をしようと思い色々やってたら勝てなくなった。そしてなんとなくついったを始めた。未だに慣れていません。サイクル戦も未だにできません。


8,9月

珠ブシン君を使い始める。ニンフィアに毒突きをねじ込むたびにほぼイキかけていた。気が付くとガルーラが構築に入っていて強い(確信)
最高レート2100を突破。2000は通過点だったんやなって。実は今年の目標にしていた数字①だったからすっげぇ嬉しかったゾ。


10,11月

相変わらず珠ブシンで気持ち良くなる日々。過去作の解禁に合わせてHDアローをパーチーから外すもこれが大誤算。前シーズンよりも成績を落としてしもうた。あとニンフィアがブシンから逃げるという場面が何回かあり限界を感じた。

ガルーラに実家のような安心感を覚え始める。


12月

シングル厨のつどいにてオフ童貞を奪われる。3-6ブロック最下位で自信も奪われた。しかしその後同構築でPGL瞬間10位に入り,今年の目標②を達成。嬉しい(嬉しい)。ガルーラを使わないことでマザコンからの脱却を図る。

S13.png



来年の目標は
・最高レートを2200まで伸ばす
・最終1ページ
・グル厨リベンジ
の3本立てにします。しました。






今日

ぼく「ガルゲッコウガとか重いからナットレイ入れたよ~」



Round 1

VSメガサナ

相手「気合玉」
ナット「当たるぞ」



ま,多少はね?





Round 2
VSにんじゃ

相手「めざ炎」
ナット「聞いてないぞ」



お や つ 感 覚





Round 3
VSメガル

相手「大文字」
ナット「1発耐えるぞ」



弐  撃  決  殺




来年もこんな感じで頑張ります。
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催眠学/ターンアドの期待値から見る素催眠メガゲンガー


メガゲン
      白メガゲン
            メガゲン



唐突かつ久しぶりのクソ長考察系記事。例によって面倒な方は結論だけでも見ていって,どうぞ。




はじめに

素催眠ゲンガーが現れ始めた時の僕の認識は,『珠を持ちグロ捨て身ガルーラ対面から引き際に催眠術を通すことで相手を一手で崩すポケモン』であった。しかし現環境において,素催眠ゲンガーの持ち物の多くはメガ石となっている。
正直なところ,僕は素催眠メガゲンガーをそれほど強いとは思っていないし,特に対策がないままパーティを回すことも普通にする。しかしレートに行けば素催眠ゲンガーはどこにでもいるし,催眠術が当たればその対戦は負けることが多い。どうも僕が思っている以上にメガゲンガーの素催眠は強いのではないか?実際の所はどうなのか?ということで今回の考察を行った。

以降,本記事では素催眠の性能を『催眠術1回の試行ごとに発生するターンアドバンテージの期待値』で評価する。以降の文中に「アド」「ディスアド」「期待値」などの単語が出てきた場合,これらはすべてターンアドの話である。





1. 催眠術の期待値

催眠術の期待値をgoogleに聞いてみたところ,0.2とする記事と1.2とする記事があった。問題の発生が早すぎる。とりあえず催眠術を打ったときに起こりうるケースごとのアド/ディスアドおよび発生率を一覧してみた。

催眠術が命中し
 ・最速起きした場合のアドは±0 (発生率20%)
 ・2ターン目に起きた場合は +1 (発生率20%)
 ・最遅起きの場合は +2 (発生率20%)
催眠術が外れた場合は -1 (発生率40%)

となり,期待値合計は (0×20%)+(1×20%)+(2×20%)-(1×40%) = 0.2 となった。おおよそ5回の試行ごとに1ターンのアドを得る計算である。おそらく1.2という数値は命中率に眠りターンの平均値2をかけたものであろう。ちなみに上記の計算を簡略化した式は以下の通り。

催眠技1回の試行における期待値 = (催眠技の命中率×命中時に得られるアドの平均値) - (催眠技の非命中率×催眠技を打つために消費したターン数)

ここで特性「はやおき」や「ふみん」,「なまけ(これは使用側)」を考慮に入れない多くの場合,赤字部分は自動的に1となるためこれを消去すると

催眠技1回の試行における期待値 = (催眠技の命中率) - (催眠技の非命中率)

となる。非常にシンプル。





2. 祟り目および対象の耐久値を考慮に入れた期待値の概算

前項において「催眠術の期待値は0.2」としたが,メガゲンガーに関して言えばこれは確実に間違いである。そもそも期待値0.2の技が実戦で通用する訳もなく,メガゲンガーにおいては祟り目の存在が素催眠を分の悪い運ゲから戦術にまで押し上げている。

まず単純な例から考えていく。こちらより遅く祟り目で確2を取ることのできる相手に対し対面から催眠術を命中させた場合,相手の眠りターン数に関わらず次ターンの2倍祟り目で確1を取ることが可能である。このときメガゲンガーは本来相手に与えるはずであった1ターンの行動機会を奪うことに成功しており,結果としてターンアドバンテージ1を得ている。メガゲンガーの催眠は他のポケモンの催眠と異なり,命中した時点でアドバンテージを得ることが確定している点で非常に優れる。

ここでは大まかな期待値を掴むため,対象の耐久値を祟り目に対する確定数のみに簡略化し,急所の考慮を行わないこととした。以下に各確定数ごとのアドバンテージ期待値を示す。ちょっとここからどうにも分かり辛くなってくるかもしれない。


共通の条件
・アド期待値:催眠術命中時のアド×命中率0.6
・催眠術を外した際のディスアド:1
・ディスアド期待値:1×催眠術の外れる確率 = 0.4
・期待値合計:アド期待値 - ディスアド期待値0.4

祟り目確2
・命中時のアド:眠りターン数に関わらず1
・アド期待値:1×0.6 = 0.6
・期待値合計:0.6 - 0.4 = 0.2

祟り目確3
・命中時のアド:最速起きで1,それ以上は2。
・期待値:{(1×1/3) + (2×2/3)}×0.6 = 1.0
・期待値合計:1.0 - 0.4 = 0.6

祟り目確4
・命中時のアド:最速起きで1,それ以上は3
・アド期待値:{(1×1/3) + (3×2/3)}×0.6 = 1.4
・期待値合計:1.4 - 0.4 = 1.0

祟り目確5
・命中時のアド:最速起きで1,2ターン目起きで3,最遅起きで4
・アド期待値:{(1×1/3) + (3×1/3) + (4×1/3)}×0.6 = 1.6
・期待値合計:1.6 - 0.4 = 1.2


実際の戦闘ではもう1つの攻撃技を打った方が有効な場面も多いため一概には言えないが,メガゲンガーの素催眠は相手を選んで打つことでターンアド0.6~1.0程度を見込むことができると分かった。

ちなみに余談だが,重力下での催眠術の命中率はおそらく99%(少し調べたところ,外したという話もあったので100%ではないはず)となり,このときの期待値は祟り目確2から順に 0.98,1.64,2.30,2.63 となる。





3. 他の行動阻害技との比較

ゲンガーの催眠術のおおまかな期待値は導出することができたので,これが優れているかどうかを判断するために他の技の期待値を求めた。


キノコの胞子
催眠技1回の試行における期待値 = (催眠技の命中率) - (催眠技の非命中率) より1。打つだけで1ターンのアドを取っていく最強の行動阻害技である。


眠り粉
同様の式より0.5。


電磁波
これは少し複雑である。麻痺判定が入るたびに1/4の確率で行動不能に陥るため,まず

0.25×麻痺判定が行われた回数

が期待値になる。ここから電磁波を入れるために消費した1ターンを引き

(0.25×麻痺判定が行われた回数) - 1

が基本になるのだが,さらに素早さが逆転した場合は次ターン以降で行動順が逆転するため

(0.25×麻痺判定が行われた回数) - 1 (+ 1)

となる。これに後続の素早さ関係の逆転を考慮に入れるとちょっと計算式にするのが難しいため,ここでは誰もが知っている最も強い電磁波について考える。すなわち

控え→ガブヒレ ボルト尻 VS リザX

こういう状況である。リザXは竜舞を積んでおり,こちらのガブリアスはスカーフではない。本来上からの攻撃で縛られているボルトロスだが,素早さ関係を無視して電磁波を入れることにより消費0ターンで電磁波を撒いたとみなすことができる。さらに相手が麻痺判定を回避してボルトロスを突破したとしても,裏のガブリアスとリザXの素早さ関係が逆転したため1ターンのアドを得ていることになる。よって上記の式のうち

(0.25×麻痺判定が行われた回数) + 1

が残り,ボルトロスは1回の(本来は無かったはずの)行動により1.25ターン以上のアドバンテージを生み出した計算になる。

ただし悪戯心以外の電磁波には消費1ターンのディスアドが必ずついてくるため,電磁波という技の期待値が1ターンを超えることは無いと思われる。




ここで特に注目したいのは眠り粉である。眠り粉を持ちうるポケモンでかつ環境に存在するのはフシギバナくらいだが(ビビヨンは複眼なので除外),眠り粉の採用率は34% (S13 2015/12/12 PGL) の6位である。期待値が0.5より低い草笛,うたう,ゲンガー以外の催眠術に関してはPGLで採用を確認できなかった。よってターンアド期待値0.5を行動阻害技の採用を考える最低ラインと見た場合,前項で求めたメガゲンガーの催眠術はこの基準を軽く上回る。

さらに催眠術は胞子や電磁波とは異なり無効タイプが存在せず,この点を考慮に入れると採用の価値は十分にあると言えよう。





4. 対象の調整および持ち物による影響

前項までの考察でメガゲンガーの催眠術の採用価値は確認できたので,ここからはおまけみたいなもんである。以下の考察の状況設定は両者HP満タンで持ち物は不明とし,急所は考慮しない。また,持ち物のデータは PGL S13 2015/12/12 のものである。


白メガゲン尻  VS ガブ

・相手のHDラインおよび持ち物
スカガブはゲンガーを上から縛ってくる都合上,催眠術の試行機会が発生しないので考察から除外する。それ以外の主な持ち物は襷(23.0%),鉢巻(22.2%),ラム(9.8%),ゴツメ(5.7%),ヤチェ(5.2%)となっており,調整はすべてH183-D106(祟り目確3)を想定する。ちなみにガブリアスは努力値の残り4をDに振ることで2倍祟り目を確定耐えするようになる。

祟り目がいずれも確3なので催眠術1回の期待値は0.6になる所だが,ここから相手がラム持ちだった場合のディスアド分を引く必要がある。ラムガブに催眠術を打ったターンは命中の如何に関わらず-1のディスアドを受けることになり,これを考慮に入れた場合の期待値は0.36まで落ち込む。相手が状態異常耐性を得る持ち物を持っていた場合の損失がいかに大きいかが伺える。




白メガゲン尻  VS ブシン

・相手のHDラインおよび持ち物
チョッキ(79.3%) / H207-D90(祟り目は45%程度の乱3)
ゴツメ(7.9%)&保険(2.3%) / H207-D86(45%程度の乱2)
命の珠(4.4%) / H189-D85(確2)

H振りブシンはだいたい半々の乱2に入ってくるため,持ち物なしブシンに対する催眠術の期待値は0.4程度になると予想できる。しかし環境におけるブシンの多くはチョッキを持つことで祟り目の確定数を乱3にずらしており,結果としてローブシン(持ち物不明)に対し催眠術を打った際のアド期待値は0.74まで跳ね上がった。

これ,実は非常に気になっていた対面である。というのも僕はS11~12にかけて珠ブシンを使っていたのだが,どうにもゲンガーに寝かしつけられて即死する場面が多かった。チョッキを考慮すれば相手は避けたい対面だと思っていたので,これにはいささか驚いた。
しかし計算結果は上記の通りで,特にチョッキブシンに関しては0.82と非常に高い期待値が得られた。ターンアドという観点から見ればブシンに催眠術をかけるのは実に有効であると言える。





5. おわりに

繰り返しになるが,今回の考察では祟り目以外の攻撃技および補助技,シャドボと祟り目の性能差などの一切を考慮に入れていない。したがって上記の内容はあくまで目安程度のものと捉える必要がある。しかし無効タイプが無いこと,催眠を外した時の道連れによる最低限の仕事量を考えれば,やはり催眠術の採用は十分なメリットを持つと言っていいだろう。

一方で試行1回ごとに得られるアド/ディスアドの振れ幅は -1~+3以上 と他を寄せ付けないほど大きい(胞子は 0~+2,眠り粉は -1~+2)。試行回数をシーズン単位で重ねる使用者側から見ると十分に強力な技となるが,被弾する側が運ゲというイメージを持つことは当然といえる。





まとめ

・メガゲンガーの素催眠は十分採用に値するだけの性能がある
・ターンアドの期待値は眠り粉<メガゲン式催眠(たぶん電磁波もこのへん)<胞子<ボルト式電磁波
・ラム・カゴの影響を非常に大きく受ける(あたりまえ)




「計算ガバってるぞオラァン!」とか「んまぁ,そう,よくわかんなかったですね」とかあったら,コメとかついったで言ってくれれば何かするゾ(対応するとは言っていない)